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言語聴覚療法部門

言語聴覚士(Speech Language Hearing Therapists)とは?

「聞く」「話す」「食べる」の専門家です。聞く、話す、表現する、食べる・・・誰もがごく自然に行っている行為が病気や事故、加齢等で不自由になることがあります。また、生まれつきの障がいで困っている方もいます。こうした言葉によるコミュニケーションや食べることに問題がある方々の社会復帰をお手伝いし、自分らしい生活ができるように支援します。現在、当院には16名の言語聴覚士が在籍しています。

対象となる病気

脳血管障害、脳外傷、脳腫瘍などの後遺症による高次脳機能障害、失語症、構音障害、嚥下障害などの他に聴覚障害や小児の言語発達障害、自閉症なども含まれます。当院では主に高次脳機能障害、失語症、構音障害、嚥下障害を呈した成人の方が主な対象です。また、小児領域の言語聴覚療法も少しずつ拡大していく予定です。

当院における言語聴覚療法の特徴

  • 失語症友の会として「たくま会」の活動を行っています。
  • フロアー制による言語聴覚療法を実施しています。
  • 嚥下に関する活動を積極的に行っています。
  • 在宅支援として安全に食事をしていただくためのサポートガイドブックを作成しました。
  • 失語症を含む高次脳機能障害の患者さんに対して外来でのリハビリを提供しています。

資格取得

  • 認定言語聴覚士(摂食・嚥下領域):1名
  • LSVT LOUD取得者:1名
  • JIMTEF災害医療研修ベーシックコース・アドバンスコース修了者:1名
  • 回復期セラピストマネージャー:1名

学会等発表実績

  • 第17回日本言語聴覚学会
    「進行性核上性麻痺様の症状を呈した薬剤性嚥下障害の一例~経口摂取の獲得を目指して」
    「軟起声発声を行い発話明瞭度に変化が生じた痙性麻痺性構音障害の一例

  • 回復期リハビリテーション病棟協会第29回研究大会IN広島
    「平成28年度熊本地震において活動したこと~JRAT活動を踏まえて~」

VF検査実績

平成26年220件、平成27年度221件、平成28年度160件
2024年12月
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