理学療法士(Physical Therapists)とは?
病気やけがなどによって運動機能が低下した方々に対し運動機能や身体動作能力の向上を目的に訓練を行ったり痛みを軽減させる治療などを行う専門職です。現在、当院には72名の理学療法士が在籍しています。
対象となる病気
脳血管障害、脳外傷、脳腫瘍等の後遺症による運動麻痺や骨折などの整形疾患、神経難病等の患者さんを対象に理学療法を提供しています。
訓練内容
- 運動療法
筋力や体力の向上、関節の可動域拡大、肺活量の増大等を目指し健康の維持・増進を図ります。 - 物理療法
温熱・電気・アイスパックなどを用いて、痛みの緩和、リラクゼーション、血行改善を図ります。 - 装具療法
装具とは、動作をサポートする補助器具です。体の状態に合わせて使用することで運動機能の回復を図ります。
当院における理学療法の特徴
- 回復期リハビリテーションから在宅まで地域に根ざした理学療法を実践しています。
- フロアー制による理学療法を実施しています。
- 月2回装具専門の医師による診察(Brace Clinic)を行っています。
資格取得
- 回復期セラピストマネージャー:2名
- 福祉用具プランナー:3名
- 住環境コーディネーター1級:1名
- 骨粗しょう症リエゾンマネージャー:1名
- 認定呼吸療法士:1名
学会等発表実績
- 第32回日本義肢装具学術大会
「脳卒中片麻痺患者の早期歩行練習におけるリハ室常備膝装置の使用経験」
「脊椎圧迫骨折者に対する入浴用体幹装具の導入について~第2報~」 - 回復期リハビリテーション病棟協会第29回研究大会IN広島
「平成28年度熊本地震直後の被災対応と課題」
「熊本地震―当院回復期リハビリテーション病棟の対応」